【大学受験】英語を伸ばすには、まず文法を磨くべし
どーも、ルーヴです。
今回は、受験英語の勉強について、方針的なものの提案。主に、これから英語を始めていこうという人や、英語の成績が伸び悩んでいる人向けに。もちろん英語学習が順調、という人も参考にどうぞ。
現状の受験システムにおいて、英語は全ての科目の中で最も重要であるといっても過言ではない。それは、英語の配点が高いからである。例えば、東大は二次試験440点のうち英語は120点(27%)、早稲田法学部は150点のうち英語は60点(40%)である。そのほかの大学でも英語の配点は軒並み高い。それほど大学側が英語力を重視しているということであろう。
そして、英語の特徴として挙げられるのが、「安定して点数を取りやすい」ということだ。英語は、しっかりと身に付ければ国語や社会より、高点数を期待しやすいのである。全体の内、6割から7割を取れば合格点に達する大学入試において、配点の高い英語でしっかりと点数を稼ぐのは非常に大切なのである。
そんな現実があるにもかかわらず、英語に最後まで苦しむ受験生はとても多い。受験直前期は、英語に関しては過去問演習をこなす程度で十分、という状態が理想である。しかし、実際はそううまくいっている人は少ない。結果、他の科目、例えば社会理科にかける時間が減ってしまうのである。
この記事を読んでいる受験生には、是非とも英語の完成を最優先に勉強を進めてもらいたいと思う。また、しっかりとした英語力をつけることは、大学での勉強にもつながる。正直大学でやる英語は、受験英語と大して変わらない。TOEICも然りである。受験勉強でしっかりとした基盤を作ることが出来れば、後々のためにもなるのである。
英語は文法から
そして僕がこの記事でいいたいのは、「文法なしに英語力は上がらない」ということである。
世の中には様々な英語勉強法が溢れている。ひたすら長文を読めや、ひたすらCDを聴けなどなど...。確かにそれらも一定の効果を生むかもしれない。しかし、文法の力なしでは、それらの努力で身につけた英語力は付け焼き刃でしかない。特に大学受験においては。
なぜ文法なのか
大学受験で出題される英語問題を挙げてみよう。センター試験を例に取ると、発音アクセント、文法、空文補充、並び替え、読解、といったところだろうか。二次試験や私大ではこれらに加えて、英作文が増える。
このような英語の範囲を眺めて、大体の人は読解に意識を取られる。そりゃそうだ、一番問題も多いし、配点も高いのだから。こうしてたいていの人は、読解演習だ!と息巻いて数多の長文参考書に手を出し、花火のように散っていく。実に美しい。
僕は彼らに言いたい。君たちは、文法問題で点を取れているのか、と。センター試験の文法であれば当然のように満点を取るべきだし、二次や私大試験でもよっぽどのマニアック問題を除いた8~9割は文法に関しては取らなければならない。
なぜなら、英語の文章は英文法に基づいて書かれているから、である。
皆さんが普段読み書き話している日本語と、受験で戦わなければならない英語の構成は全く異なっている。であるのに、英文法を理解しないで文章を読もうとするなんておこがましいことこの上ない。知っている単語を並べて訳そうなんて、ただの逃げである。そして大抵失敗する。
もちろん、長文読解の練習も大事である。パラフラグリーディングだってやればいい(僕は嫌いだが)。でも、このようなことは、文法の理解なしには成り立たないのである。
文法をしっかり勉強した上で、その文法を長文の一文一文に当てはめて訳していく。それを繰り返すことで読解のスピードを上げていく。これが、英語学習の王道なのである。
まとめ
文法をマスターすることが受験英語制覇の第一歩である。
五文型、自動詞他動詞、受動態、仮定法、助動詞...。簡単に感じるかも知れないが、全てを完璧に抑えるのは難しいことである。でも、文法を完璧にしないことには、合格はおぼつかない。繰り返しになるが、英語は文法から徹底的に勉強して欲しいと思う。
以上!!
ではでは
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