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読売巨人10年連続CS出場決定!来季へ向けた3つの課題を考える

 

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どーも、ルーヴです。

 

我らが巨人軍、本日9月18日の対阪神戦(甲子園)は雨で中止となってしまいましたが、4位のヤクルトが中日戦(神宮)で敗れたため、見事CSへの出場が確定しました!!やった!!!

 

2007年から始まったクライマックスシリーズ、ジャイアンツは今年の出場で実に10年連続の出場!10年連続Aクラスです!(2006年は4位)

 

10年連続CS出場はもちろん12球団唯一。今年を除いた過去9年は原辰徳監督が率いていました。「若手が伸びなかった」や「焼け野原にして去った」等々批判の声はありますが、改めて素晴らしい監督成績です。

 

しかし10年連続Aクラスを達成した一方で、2年連続のV逸も事実。限られた戦力の中で初年度から3位以上を勝ち取った由伸監督をあまり責めたくはありませんが、来季へ向けて修正、強化していかなければいけない点はヤマほどあるでしょう。

 

 

そこで今回は、ただの巨人ファンである私ルーヴが「来季へ向けた3つの課題!」と題して記事を書こうと思います!あくまで一ファンの目線なので悪しからず。

 

※以下で示す数字は9月18日の全試合が終わった時点でのものです

 

中継ぎ陣の強化

 

1つ目はこれ。長年巨人を応援してきた方なら同意していただけるのではないでしょうか。原監督時代には「風神雷神*1」や「スコット(筋)鉄太郎*2」などの盤石なリリーフ陣がジャイアンツの好成績を支えてきました。

 

しかし、今年の中継ぎ陣は慢性的な低空飛行。辛うじて澤村、マシソンの両投手が勝ちパターンを1年間守れたくらいで、他は見るも無惨な数字が並んでいます。結果、先に挙げた勝ちパターン2名に頼りっぱなしの状態となり、特に澤村投手は疲労蓄積のせいか8月9月とイマイチな成績に。

 

今季はマシソン投手はキャンプ通じて先発投手として調整していましたが、3月上旬にはチーム事情から中継ぎへの再転向が決定。開幕前から浮かび上がっていた中継ぎ陣の不安がシーズン終了まで解消しなかったということでしょう。

 

特に顕著だったのが山口鉄也投手の不振。昨年から成績は悪化の兆しをみせていましたが、今年になって、もはや擁護不可能なものに。彼の復活はファンも首脳陣も共通の望みでしょうが、防御率5点台の投手を60試合(現時点では58試合)も投げさせるのはいくらなんでもやりすぎであろう。しかも序盤は勝ちパターンで投げていたのである。

 

とはいっても長年屋台骨を支えてきた山口投手だけを責めるのも酷というものだろう。というのも、彼の後を継ぐべき中継ぎ左腕が軒並み期待外れの成績しか残せていないからである。

 

まず、昨年までデビューから139戦無敗というプロ野球記録を継続していた高木京介投手は諸般の事情から野球界からサヨウナラ。次に昨年新人ながら46試合、防御率2.88を記録した戸根千明投手はケガで前半戦は満足に登板できず、今年の成績は41試合、防御率4.54。他にも公文投手や今村投手などもいましたが、信頼を勝ち取るには全く及ばず。

 

このような事情では山口投手を使い続けなければいけないというのも納得できてしまう。来季は、山口投手に代わる左投手、そしてマシソン、澤村両投手の勝ちパターンに割っては入れる中継ぎ投手の台頭に期待したいですね。

 

といっても、ファンとしては再び山口投手の輝きを見たいのも事実。まだまだ老け込む年じゃないぞ!内海のように帳尻合わせでもいいから頑張って欲しい!!

 

野手陣の高齢化

 

2点目は、野手陣の高齢化です。

 

これは、とりあえず最近の先発オーダーを見てもらえればわかるでしょう

1 中 長野(32)
2 右 亀井(34)
3 遊 坂本(28)
4 一 阿部(37)
5 三 村田(36)
6 左 ギャレット(35)
7 二 辻(22)
8 捕 小林(27)

 

はい、みるからにオッサンばっかしです。セカンドの辻選手は22歳と若いですが、奥さんの出産のために一時帰国中のクルーズ選手(32)と絶賛スペ中の片岡選手(33)の期間限定的な代役に過ぎません。今の成績のままだと、CSそして来シーズンは恐らくスタメンに名を連ねられないでしょう。

 

とすると坂本、小林両選手以外は全員30台!(トホホ。てか長野阿部村田坂本って何年おんなじなんだよ!!!っていう。彼らが未だに活躍してくれるのは正直とても嬉しいですが、後継者の足音が全く聞こえないのはどうなんでしょうか。

 

中井太田藤村橋本、みーんなウンともスンともしません。シーズン前は「岡本とガチンコ勝負!」なんて言われていた乙女村田がB9GGのペースで全試合出場を続ける始末。何年も懸念されている気がしますが、ヤングジャイアンツが輝ける日は来るのでしょうか。てか太田たちはもはやヤングではないですね...

 

ポジポジファンの勝手な展望としては、坂本、山本、辻、岡本で内野を、重信、長野、立岡で外野を、なんていうスタメンを何年後かに期待してみたりしてます。特に最近出場機会の増えている辻選手は、打撃フォームがカッコよくて好きです。流しの打球ばかりなのが、来季へ向けての課題かな?後は重信選手にも期待したい。8月頃に1軍に復帰して内野安打、盗塁を量産していたときは、彼の打席が一番楽しみでしたww

 

とはいっても阿部選手の2000本安打やギャレット選手の更なる飛躍など、オッサン方の活躍をまだまだみたいのも否定できません。緩やかに、順調に世代交代が進んでいったらいいですね。そう簡単ではないんでしょうが。

 

高橋由伸監督のマスコミ対応

 

3つ目は、成績とは直接関係ないかもしれませんが、由伸監督のマスコミ対応を挙げさせていただきます。

 

開幕当初から由伸監督の、いわゆる塩対応が話題になっていましたが、僕としては「そんなの成績には関係ないんだ!」と無理矢理?思い込んであまり考えないようにしていたし、そういう記事もそんなに注目してきませんでした。昨オフの由伸の監督就任の流れをみていれば、ファンとしては批判なんて絶対出来ませんもん。だから、監督に関するネガティブな情報は無意識のうちに避けていた部分もあると思います。

 

でも、9月16日の試合後の監督インタビューでの、

アナウンサー「坂本選手に代打を送ったのは?」

由伸監督「それは言わないといけないんですかね」

という受け答えをみて、流石にこれはヒドいんじゃないかな...と思ってしまいました。

 

確かに由伸監督がよく口にするように「プレイするのは選手」であるというのは正論でしょう。しかし、選手たちが良いプレイをできるような環境を作っていく、というモチベーターとしての役割を監督は担うべきであると僕は思うし、ファンあってのプロ野球なのだから、インタビューを通じてファンにメッセージを伝えていくのも監督の役割の1つであると僕は思います。

 

もしかしたら、表には出さないだけで、裏ではしっかりと選手をフォローしたり、鼓舞したりしているかもしれません(というか、恐らくしているでしょう)。でも、あのようなインタビュー対応を来期以降も続けていくようだと、やっぱりファンは少なからず冷めてしまうだろうし、その空気はやがて球場の雰囲気にも影響するかもしれません。

 

もちろん、由伸監督に、例えば中畑清前DeNA監督のようなテンションMAXな行動や、原前監督のような独特な表現、面白さを求めるわけではありません。人には向き不向きがあるし、由伸監督にはそのような真似は向かないでしょう。でも、それでも、もう少しファンに目を向けたコメントをしてもらいたい、そういう風に僕は思います。

 

先の質問にしても、話せない事情があるのなら、適当にごまかしてもらっても構わないんです!僕としては、現役時代同様のクールさを醸し出しながらも、ファンそしてチームのために闘う由伸監督が見たいです。わがままかもしれませんが。

 

まとめ

 

以上が、現時点で僕が考える、来季へ向けた3つの課題です!いかがでしたでしょうか。

 

もちろん人によって感じることはあるでしょう。僕も書きたいことはまだまだあります。課題だけじゃなくて、よかった点もたくさん書きたいです!

 

今シーズンは残り僅かです。優勝は広島に持って行かれました。でもまだ日本シリーズへの道は残っています!

 

残りシーズンも、そして来シーズン以降も、頑張れ、由伸ジャイアンツ!!

 

 

以上!

 

 

 

ではでは~

 

 

 

 

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www.hijoguti.com

 

*1:風神=山口鉄也投手、雷神=越智大祐投手

*2:スコット=マシソン投手、筋=澤村拓一投手、鉄=山口鉄也投手、太郎=西村健太郎投手