【感想】相棒season15 第10話『帰還』【水谷豊・反町隆史】
お久しぶりです。ルーヴです。
少し遅くなりましたが、元日に放送された相棒シーズン15第1話の感想記事です。
第9話の放送が12月の上旬だったので、約半月ぶりの相棒でした。
元日スペシャルということで、2時間overの映画並みのボリューム。とても楽しめました。
感想
ひとことで表わすと、胸くそ悪い話でしたね。
刑事ドラマだと、犯罪は犯罪でも、その裏に悲哀を伴うストーリーが用意されていることが多いと思うのですが、今回はひたすらに猟奇的で腹立たしい事件でした。
ただ、それ以外にも宗教、薬物、報道、前科など、様々なテーマが織り交ぜられていました。
始まって早々、黒水町駐在所への臨時異動辞令が出された特命係の2人。
黒水町では立て続けに警察官が失踪していて、その穴埋めに派遣されたのです。
しかし、警察官連続失踪事件は上からの圧力で公表されておらず、特命係の2人も後々に知ることになります。
終わってから考えると、駐在所に配置されたのがなぜ特命係の2人だったのかとても疑問ですが...、右京さんの事件を手繰り寄せる運命力のようなものでしょうか?
警視総監のためのパーティーでの黒水町町長・和合(八嶋智人・左)と四方田警視総監(永島敏行・右)。
会場には他にも、副警視総監の衣笠(大杉漣)や甲斐峯秋(石坂浩二)などの姿も。
都内の浄化作戦に注力している四方田警視総監と、町に前科者を積極的に受け入れる政策を推進している和合町長。2人はかねてから意気投合していて、このパーティーでも親しく話していました。
"前科者"というのは、大きなテーマの1つだと思います。
法律的には懲役などの"刑罰"を終えるとともに、犯した罪へのペナルティは終了するはずです。
ただ、実際は私たちは前科者に対して良くないイメージを持ってしまいますし、たとえば性犯罪者などの場合は、
「刑を終えた後もGPSで監視したり、近所の人たちに注意喚起したりできるようにしよう」
という意見も出てきます。
前科者の再犯率が高いことも事実です。
でも同時に、"前科者"ということを公表しながら普通に生活していくことが難しいことも事実です。
どのように”更正するための環境作り”をしていくのか、ドラマでは1つのケースとして黒水町が描かれていたのだと思います。
そういえば、花の里の女将の月本幸子(鈴木杏樹)も一応前科者ですね。
警察官連続失踪事件に不穏な匂いを嗅ぎつけた社美彌子(仲間由紀恵)と大河内春樹監察官(神保悟志)が、黒水町駐在所へ訪れるシーン。
2人とも久々の登場だったので、「オオッ」って感じ。
社さんに関しては、1話でロシア関係?で伏線が張られて以来音沙汰がありません
今回は、警視総監宛にロシア語だかラテン語だかの差出人不明の手紙が届いたり、警視総監拉致が外国人によって行われたりしていて、「伏線関係あるのかな?」と思いましたが、特になにもありませんでした。
やっぱり映画まで持ち越しなのでしょうか?そもそも伏線でも何でもない・・・?
警視総監の座は空いたものの、副総監は自身の担当していたサイバー関連が事件の原因となったため昇進はなさそう。
代わりに、息子・亨(成宮寛貴)の不祥事などで権力の中心から離れていた峯秋が再び返り咲くのでしょうか?
引退さえなかったら、また亨が登場するストーリーだと感じたのは、ぼくだけでしょうか...?
そして、大杉漣さんといえば、『ゴチ18』の新メンバーに決まりました!
といっても、大杉漣さんのことよく知らないんで、感想は「無」って感じですけど笑。
まとめ
以上、相棒元日スペシャル2017の感想でした!
うーん、もう少し「報道」などについて書きたかったですが、うまくまとまらないですねー。
相棒は1月からのクールも続くので、あと10話くらいあるのかな?
これからも感想記事挙げていくので、読者登録やツイッターフォローよろしくお願いします!
では。