【感想】相棒season15 第12話『臭い飯』
ども、ルーヴです。
相棒12話、『臭い飯』の感想記事です。
臭い飯といえば一般的には「刑務所の中での飯」を指しますが、果たして...?
感想
今週は右京さんと冠城が、イタリアレストランで食事をしているシーンからスタート。
どうやら冠城が右京さんを誘ったようです。
冠城によると、刑事たちは食に気を配らなすぎている、たまにはワインでも飲んで楽しまなきゃ、だとか。
これには右京さんも同意していましたが、冠城の真の目的はレストランオーナーのしおり(入山法子)でした。。。
それにしても右京さんと冠城のちょっとした掛け合いは面白いですね。
最後にオーナーが結局店を畳んでしまうことで、右京さんが冠城を少しイジってたけど、これもよかったな。
↓入山法子さんが出演してたドラマです
今回の事件は、郊外の廃倉庫で見つかった白骨化死体。
「骨だけじゃ調べようがない」と伊丹から特命係に捜査が押しつけられたのですが、右京さんが遺体そばから大手米穀販売会社タキガワの食品偽造を告発する文章を発見したことで大事に。
伊丹さんは内村刑事部長に怒られてました笑。
その部長が食べてたご飯がタキガワのコメだったことでもうひと笑い。
そしてDNA鑑定の結果、白骨遺体は1年前までタキガワで働いていた蜂矢(稲健二)だということが判明。
蜂矢は前科が有り、3年服役をした後、協力雇用主制度を利用してタキガワに再就職していました。
特命係の2人は、蜂矢と元同僚で、蜂矢が死亡したのと同時期に無銭飲食で逮捕されていた亀井(笹野高史)にコンタクトを取って、事件を捜査することになります。
笹野さんは、ぼくとしては『モニタリング』のイメージが(笑)。
最近はキムタクをドッキリに引っかけようとして、逆に引っかけられてましたね。
キムタクがドッキリに引っかかった方が面白かったと思うんだけどなぁ。
蜂矢によると「本当の臭い飯は、ひとりで食うわびしい飯」なんだとか。
結構な頻度でボッチ飯を決行してるぼくは、いつも臭い飯食ってるということなのか!!!(-_-)
ま、女将さんも言ってましたが「何を食べるかも大事だけど、誰と食べるかも大事」ってことですな(パクり)。
どっちも大切だけど、どっちかだけでも大丈夫大丈夫。きっと。
今回のテーマは、やはり「前科者」でしょう。
第10話でも取り上げられていたテーマでしたね。
→【感想】相棒15 第10話『帰還』
一度罪を犯した人をいかにして社会が受け入れるのか。
"法律的"には、刑罰を終えたことで罪を償ったことになります。でも"感情的"な面などを考えると、そう簡単にはいきません。
もし全く同じ能力の前科のない人と前科のある人を比べたら、前者を選択してしまうのは仕方のない話です。
そういう状況の中で、社会がいかに「受け入れる余裕」を持つか、そして前科者自身がいかに諦めないで耐え抜くか、ということが大切になるのかな、と思います。
作中で出てきた協力雇用主制度は、実際にも似たような制度があります。
おしまい
以上!第12話の感想でした!!
来週はお休みで、次回は再来週の第13話!
予告を見た感じだと、13話と14話が連続した話になっているみたいで、元相棒の神戸さんと元鑑識の米沢さんが登場するとかしないとか?
楽しみです(^_^)
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