非常口へようこそ

非常口へようこそ

本やドラマ、映画の感想を中心とした雑記。

【感想】相棒season15 第3話『人生のお会計』【水谷豊・反町隆史】

相棒シーズン15第2話『人生のお会計』、見終わりましたので感想書いていきたいと思います。ドラマみたよって人は一番最初の「ざっと感想」ってとこを読んでいってください!

 

ざっと感想

 

一番最初のシーンでは谷中が山本を殺したのかと思いましたが、全然違いましたね。やっぱり一筋縄ではいきません。でも最後にしっかりとまとめてくるのは見ていて納得できます。

 

序盤、冠城が伊丹をヨイショして持ち上げてたのは面白かったですね。右京と伊丹と角田課長、本当は「上司にしたいランキング」何位だったのでしょう。

 

それから、その席で青木と冠城は一緒に飲んでいたようですね。1話では明らかに怪しかった青木ですが、2話3話では目立った動きがみられません。ここから一気に正体を現していくのでしょうか。

 

角田課長がヤクザ事務所に乗り込んでいくシーン、なんかズルかったですね。警察とヤクザでナァナァな関係を築いているのかなと思いきや、情報だけ聞いてガサ入れですからね。現実だと、どうなんでしょうか。

 

今回のテーマは"生死観"だったと思います。一見現実離れしているように感じる谷中の行動(クラブで豪勇、入れ墨、ヤクザから拳銃購入など)ですが、いざ死が迫ると人間誰でもあれくらいになるのかもしれません。

 

もちろん、全員が、谷中と同じような方向にエネルギーを注ぐわけではないでしょうが。

 

そして、"生死観"とも繋がりますが、「死刑制度」にも一石を投じる内容だったのではないでしょうか(大げさかな?)。「死ぬことは苦痛でない」「生きながら苦しむべきだ」というようなことを言ってましたね(正確じゃないです)。皆さんはどう思うでしょうか。

 

ざっとあらすじ

 

保険会社の落ちこぼれサラリーマン谷中(石井正則)は、医師から「余命があと僅か」との宣告を受ける。家族もなく、残りの人生をどう過ごせば良いのか悩んでいた谷中。

 

その折、たまたま営業に行ったアパートで、自殺を図っていた山本(十貫寺梅軒)を発見し、自殺を思いとどまらせた。山本の娘は10年前に田島という男に自殺に追いやられたのだという。山本は、田島に復讐したいと思うものの、叶わず絶望していたのだ。

 

これを聞いた谷中は、自分の残りの人生の目的は「田島に復讐すること」だと考え、山本に協力を申し出た

 

しかし、その三週間後、山本は何者かによって殺害されてしまう。

 

はたして、谷中は田島を本当に復讐するのか、山本は誰に殺害されたのか...って感じ。

 

ざっと結末

 

谷中は当初、拳銃で田島を殺害しようと計画していたが、「自分は人を殺すことはできない」と断念。代わりに、田島に自分を殺させることで、田島に刑を与えようとする

 

包丁を握っている田島のもとに飛び込んで殺されるという風景を監視カメラに収めることで、田島に罪を負わせられると考えたのだ。そして、その舞台は山本の娘が自殺を図った崖である必要があった。

 

田島を拉致した谷中は、計画通り崖に到着し、田島に包丁を握らせた。しかし、そこに先を読んでいた杉下右京と冠城が登場。右京の推理により、山本を殺したのは田島であったことが判明した。田島は、娘とのことをバラすぞと脅されていたのだ。

 

谷中は、「結局自分の行動は何も意味がなかった」と悲観して自殺を図ろうとするが、右京の説得により、思いとどまった。って感じ。

 

おしまい!

 

以上!おしまいです!

 

相棒はテレビ朝日で毎週水曜21時からです!来週もお楽しみに-。

 

こちらの記事もどうぞ